不登校のお子さま、保護者のためにできること
Smile Labの不登校支援
不登校になってはいけませんか?
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大人と同じように子どもも人間関係や親子関係で悩んでしまいます。
特に発達段階である子どもは、周りの環境に左右されたり、周りの子との発達のスピードの違いで出来ることに差が出てしまったりします。
あらゆることの差は、子どもにとってとても大きく、自分でも気づかない間に落ち込んだり自己肯定感が下がったりしてしまいます。
もしかすると差というのが発達特性の場合もあります。
幼稚園、保育所、小学校、中学校・・・すでに小さな社会の中で過ごしています。
一人の人として社会の中で一生懸命に生きている。
大人と違うのは経験がない事です。
少しのつまずきで前に進めなく、立ち止まったり、遅くなったりするのは当然のことだと思います。
お母さん、お父さん、まずこの教室の風景を見て何が思い浮かぶでしょうか?
あの頃は「楽しかったなぁ」と蘇ってくるかもしれませんが、それだけではないと思います。
わたしの場合は、パッと見て「辛かった」という印象が強いです。
もちろん、楽しいこともありましたが、全体的な想いとしてはあまりいいものではありません。
”学校に行くこと”と”子どもの笑顔を見ること”
どちらが大切ですか・・・
わたしは多様性の世の中で「学校を休む」ことがそんなにいけないことだとは思いません。
それは、小中学校で不登校の支援を行う者として『休むという選択』が必要な子がいると
感じています。
大人になって、学校現場に入ることになり最初はすごく違和感を感じました。
サラリーマンとして働いていた経験の方がまだ長いわたしですが、、
子ども社会の怖さ、職員室のギャップ、先生方の多忙さ、また中堅の先生の少なさ・・・
「会社の方が圧倒的に居心地がいい!」と思いました。
ある一定のルールのもとに学校に行かない期間があってもいいのではないでしょうか?
学校に行かなくなってもすべきこと
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Smile Labの不登校支援①
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保護者支援と子ども支援
不登校支援を10年しています。その知識を活かして学校ではできないアレンジした支援を行います。
*保護者の方とお話をじっくりして、現状を客観的に捉え今後の支援内容を決めていきます。
不登校にも原因があったりなかったりします。
原因がある場合は、原因に基づきサポートをします。
原因がない場合は、お子さんと一緒に考えを見つけていきます。
*実際にお子さんに関わりサポートします。
不登校のカタチに同じパターンはありません。個別に対応をしていきます。
*ソーシャルスキルトレーニングを取り入れながら、お子さんの自己肯定感を上げていきます。
本来はいいところが沢山あります。それを発揮する前に、ネガティブな出来事が起こり力を失ってしまう場合があります。
不登校のタイプによっては、基礎の力を付けレジリエンスを引き出していきます。
ソーシャルスキルトレーニングを取り入れながら、自分を見つめ直し、前を向けるようにトレーニングしていきます。
学校に復帰することを目標にはしていません。
その子に応じた目標を見つけていきます。
その中に学校へ行くと言う選択もあるかもしれませんが、学校に行くことがいい選択にならないお子さんもいます。
少し先である高校や大学や自分のやりたいことを目標にします。
Smile Labの不登校支援②
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不登校の居場所づくり
一日中家にいるのは二次障害につながることがあります。そのためにも1日数時間でも外に出ることを大切に考えています。
**来年度考えていること**
① 尾道市の中心部に子どもの居場所をつくる
安心安全の場の提供
② ただ居場所を解放するだけではなく、ゲームを通じてなど
ソーシャルスキルトレーニングを行い、自己肯定感、得意なこと、社会性を
身につけることのできるサポートをする。
③ 本当に使える英語力を身につけられる時間を作る
縁あってネイティブの英語の先生とこの問題について考えています。
授業ではなく、ゲームを通してなど自然に英語に触れてもらう
まだ企画段階ではありますが、尾道市の利便性の良い場所に作れるように
動いています。
不登校でもひきこもらない、そして、自己肯定感を上げていくプログラム、
今できていることを伸ばし、また新しい興味関心、チャレンジできるように、
英会話といういつの段階でも始められ、話せる子どもたち、そして、視野を
広げてグローバルな意識を持てる場を作りたいと思います。