アサーション講座って何?自己表現のタイプ 体験的に理解する講座をご提供
2021/10/01
日々の生活で抱えているお悩みの解決をサポートするSmile Labでは、アサーション講座も開催しています。発達障害を抱えているお子様から、大人向けのプログラムまで広く対応しています。
今回は、「アサーション」の意味や具体的な内容、歴史についてそれぞれご紹介。Smile Labのアサーション講座を受ける際の参考に、ぜひチェックしてみてください。
■アサーションの歴史
アサーションは、1950年代に行動療法として広がっていきました。アメリカでは、1960年から70年の間に、黒人女性の人権運動が行われたことで、適切な自己主張をするための方法として発展したものが今に続いています。
■アサーションの現状
日本の企業でも、アサーションはトレーナーなどによる指導のもと人材育成として利用されています。また、学校などでもアサーションを活用した自己表現のトレーニングなどが行われています。
ビジネスシーンでは特に、同じ会社の部下や上司だけでなく、協力している会社や顧客にいたるまで、様々な人と円滑な関係を作り上げるために活用されています。上下関係なく意見交換ができるアサーションを身につければ、取引先の立場や現状を理解して、交渉もしやすくなるでしょう。
また、トレーナーの養成講座なども存在します。自分のためにアサーションを学ぶだけでなく、講師としてアサーショントレーニングを周囲に伝えていきたいという方には、養成講座もおすすめです。
Smile Labでは、ビジネス面でも活用されるアサーションを発達障害の教育にも応用するため、講座をご提供しています。トレーナーの養成講座ではなく、自分らしい自己表現をしつつ、相手も大切にした表現方法を身につけていくための講座です。
発達障害のお子様を育てる保護者様など、コミュニケーション面でお悩みがある方は、お気軽にご相談ください
アサーションにおける自己表現の3つのタイプとは?
アサーションにおける自己表現には、3つのタイプがあります。それぞれのタイプについて説明すると同時に、具体例を挙げて解説していきます。
■アグレッシブタイプ
アグレッシブタイプの自己主張は、文字通り攻撃的な自己主張のことを指します。例えば、自分の思ったことについて大声を張り上げながらどんどん発言したり、優位に立とうとして勝ち負けで物事を決めたり、自分の意見が中心的になってしまうようなタイプです。自分の意見をはっきりと相手に伝えられることは長所となりますが、相手の意見を無視したり、自分のことだけを考えて行動してしまったりする点は、トラブルを巻き起こしかねません。
■ノン・アグレッシブタイプ
ノン・アグレッシブタイプは、自分の考えや気持ちを相手に伝えることが苦手で、遠回しな方法で相手に気付いてもらえるように行動する傾向にあります。頼まれたら断れないお人好しのように感じますが、嫌なことを無理して行ってしまうような危うさも持っています。「言葉で表現しなくても考えを理解してほしい」と考えてしまいがちなところも短所となります。ただし、相手の気持ちを察することは得意という面も持っています。
■アサーティブタイプ
アサーティブタイプは、アグレッシブとノン・アグレッシブの中間的な主張ができる人を指します。つまり、相手のことを尊重しつつ、自分の気持ちや意見もはっきりと伝えられる、バランスのいいタイプです。具体的には、自分の気持ちを素直に伝えながら相手の気持ちも考えた発言ができたり、場の空気や人に合わせて適切な表現を選んだりできるタイプとなります。
Smile Labでは、アサーション講座をご提供しています。自己表現に苦労されている方や、コミュニケーション面でお悩みがある方は、Smile Labまでご相談ください。