理想の親って?|ペアレントトレーニング|Smile Lab
2021/12/18
『理想の親』
「どんな親であればいいのか?」、「こんな親でありたい」など、それぞれ考えていることがあると思います。
とは言っても、親から子への愛情が永遠に湧き続けることなんてありません。
「わたしは子どもにとって素敵な親だ!」と言える人は、本当の自分、子どもの姿が見えていない、もしくは、見ようとしないに過ぎません。
実際は、みんな時間・体力・気力・財力など限界があります。個性もあります。
”努力では乗り越えられないもの”があるものです。
何か一つ軸があればいいのではないでしょうか。
「相手を傷つけない教育」、「悪いことをしたときに謝れる子育て」など。
そうすれば、今本当に必要なことが見えてきます。
沢山の努力は続きません。努力を使うべき時の見極めができるように、休息や息抜き、手抜きをしていざという時に備える心の余裕を持つ努力をすることが大切だと思います。
”いざ”がいつやってくるか分からないですからね。
とは言え、「理想の親」、「いい子育て」を排除することは難しいことでもあります。
上手く子育てをする=上手く仕事をする、と置き換えて考えてみるのはどうでしょうか?
仕事を効率よくしたい時にはスケジュール管理をしますよね。
物事の優先順位をつけたり、自分にはどのくらい時間が持てるかなど”見える化”をする方は多いと思います。
家事や家族の予定を”見える化”しておく。そして、To Doリストも使うことをお勧めします。
役割分担をしたり、子どもにこの時間だったら遊べるよ、とか、勉強を見てあげるなど自分に無理することなく関わりを持てます。
もう一つやってみて欲しいことは、そのスケジュールを子どもにも見れるようにすることです。
「今は忙しい」と言うより、「ママのスケジュールを見て」と言う方が心が穏やかにいれると思います。
子どももスケジュールを見て、「今だったら大丈夫」ってだんだん分かってきます。
少しの手間をかけるなら是非”見える化”を試してみてください!