【発達】 脳科学からみるコロナの影響|コラム①|Smile Lab
2022/03/14
暖かくなってきましたね!
気温差があると体調、こころのバランスを崩すので無理せず十分な睡眠をとってくださいね。
先日受けた研修でとても興味深い話があったので、ご紹介いたします。
脳科学者の方でテーマは「ヒトの育ちを科学の視点で理解する」です。
全て覚えていないのですが、気になったフレーズを書きます。
あくまで、私が覚えている範囲内なので、間違いがあるかもしれません。
・言葉は本当のことは言えない(嘘をつく)がカラダは嘘はつけない。
・早産35週で産まれた子どもが発達障害を持つリスクは3〜8倍高くなる。
・新型コロナウイルスが与えた様々な影響。
身体接触が基本の保育、教育、福祉現場の混乱→環境の影響を受けながら脳、こころを発達させていく子どもに与える影響。
最新の研究で、言葉の発達に遅れが見られることが明らかになる。
コロナというパンデミックが子どもに与える深刻な影響として、共感力など非認知機能の低下傾向が見られる。
3ヶ月〜3歳の子どもを対象とした研究。
パンデミック前はIQ100とすると、パンデミック後(最中)IQ78に低下がみられる。
ヒトは他者との身体接触なしには存在できない。
ヒトは、他者との「密・接触」を基本とする社会的環境のなかで生存し進化してきた生物である。
…とかなり驚きの研究結果が出ていると聞きびっくりしました。
まだまだ続くコロナ禍です。
子どもたちも多くの制限を強いられ、でも育っている過程です。
何らかの影響が出てもおかしくないとは思います。
それを、何らかの形でサポートできればと思うばかり。
科学という客観的観点から現実を見るのも必要かもしれません。
話はまだまだ続きます、、では次回を読んでいただければと思います。