【発達】 脳科学からみるコロナの影響|コラム③|Smile Lab
2022/12/16
前回からとても久しぶりにコラムを書きます。
自分でも忘れてしまっているので重なる部分があったらすみません。
哺乳類には身体接触が欠かせない、特に乳幼児の脳の発達には、他者との身体接触が不可欠である。とお話ししました。
このコロナ禍では赤ちゃんは身内の者に抱かれることはあっても、そのほかの人との身体接触はとても減ってきていると思います。
ここで危惧することは、乳幼児期の脳の発達には抱っこは大切で、その環境経験は、その後の脳と心の発達に直接影響することが言われているからです。
脳の活動については前回お話しした通りです。
少し難しい話になりますが、、
「自己」という意識=自分の身体感覚の統合
することです。
安定して統一的で一貫性のある「最低限の自己」を形成する3つの感覚があります。
*外受容感覚(身体外部の知覚)…体の外から入る感覚のことです。
視・恥・味・嗅・触覚
*自己受容感覚(身体−環境の行為で生じる体感)
筋・関節の運動感覚・前庭期間の平衡感覚
*内受容感覚(身体内部の感覚)
内蔵感覚
が挙げられます。
少し難解になってきたので、、
改めてまた次回に続く…