【発達】 尾道市の現状について|Smile Lab
2023/01/25
『尾道市の発達を見てくれる病院について』
少し尾道市の現状についてみていきたいと思います。
仕事をして頭を悩ませる事があります。
それは、発達について気になる子を診察してくれる病院が非常に少ないこと。
発達障害かも…と思い診てくれるところが数件しかありません。
発達検査までとか、発達検査も数ヶ月待ちだったりします。
発達と言っても、発達のグレーやADHD、自閉症スペクトラム、LD、思春期における複合的な症状、二次障害全てに対応してくれる病院はわたしの知るところ尾道市には無いです。
その結果、発達検査を受けて後は療育にかかるというパターンになってしまってます。
療育も足りているかというと、わたしは足りていないと思います。
このような状況であるため、一部のお子さん(就学前のお子さん)しか手厚い療育が受けれないように感じます。
そういう事情もあって、わたしはSmileLabを立ち上げましたが、なかなか浸透しないのが現状です。
確かに、発達検査とペアレントトレーニングで何かを変えようというのは難しい事だと感じています。
このブログで何度も発達検査の必要性を言っているのは、尾道市という土地柄、病院に掛かるのが難しい、また、発達検査に抵抗がある方が多いのではないかと思っているからです。
となると、発達検査でお子さんの凸凹を早い段階で見つけ、学校でその凸凹に沿った支援をしてもらい、もちろん療育施設でもいいのですが、さらにご家庭でお子さんに適した関わりをしてもらうしかないということで、ペアレントトレーニングを親御さんに受けてもらい、子どもと親御さんともに潰れてしまわない環境を作るしかない…という発想に至りました。
さらに言いますと、普段の仕事で、学校に個別支援を提案をすることで、少しでもお子さんの将来の可能性を広げていきたいと思ってます。
まだまだ、お子さんにとっていい環境を作るに至っていませんが、地道に頑張っていってます。
わたしが現役で働けるうちに少しずつ、環境が変わっていくことを期待して。
自分の住んでいる地域で、望む医療や療育を受けられることは現実問題とても大切なことです。保育所問題と同じように、家の近くで同等のサービスが受けられるそんな未来を信じて1日1日サポートをしていこうと思ってます。