【子育て】 遊びの大切さ|ぺアレントトレーニング|Smile Lab
2021/11/07
幼少の子どもは沢山のことを吸収します。
言うまでもなく、それは”遊び”の中で吸収します。
言葉を学んだり、ルールを学んだり…
特に昔の遊びは子どもにとって宝箱のようなものです。
*おりがみ・お手玉・あやとり:手先の器用さ
*おにごっこ・かくれんぼ:体全体と目の動き
*しりとり・反対言葉:言葉(音韻の認識)
*積み木・パズル・カルタ:想像力ほか
*読み聞かせ:イメージ力
脳を活性化すること→前頭前野(実行機能)の働きを活性化する
では、ゲームはどうなの?という疑問が出てきますよね。
一概には言えませんが、ゲームの種類にもよりけりで昔遊びと同じ効果があるものもあります。
ただし、ゲームやスマホ、テレビ、ビデオに子守をさせる事による悪影響も知っておいてほしいと思います。
*「自分の気持ち」を伝えるための言葉や「ほかの人の気持ち」を感じる力が伸ばせない。
*子どもの言語や感性を養う力を阻害する。
*依存性があるため、不規則な生活になりやすい。
幼児期には現実世界と非現実世界との区別が難しく、暴力的な映像や高速映像は子どもの脳を激しく揺さぶり無意識下での刷り込みが起こる可能性もあります。
結果として、視線が合わない、笑顔が乏しい、言葉が乏しい、対人関係の発達に問題が生じることもあります。
上記の文章を読むと感の良い方は「あっ」と思うかもしれません。
自閉症スペクトラム症の特徴です。
また、朝起きれない→学校に遅刻する→勉強についていけなくなる→不登校になる…など問題行動が生じる恐れもあります。
子どもにゲームやビデオ、スマホを与えるときに、一度ルールを作っておくといいでしょう。
1日4時間以上ゲームなどするということは、1日の1/4以上非現実世界にいることになるのだから。